2015年07月18日
激安チャレンジ 第3弾 その2
こんばんわ~♪
今回はファイアリングピンブロック加工の後編からスタートです。
ちなみに分かりづらいので明記しておきますが裏側に厚み3ミリのアルミの板を貼り付けています。
写真を見てもらえれば解かりますがスプリングの収納スペースまで削ると左右を止めているネジは完全に分断されています。
左右を支えているのは裏側に貼り付けたアルミ板だけです。
ファイアリングピンを乗せてを確認します。
上のパーツを組み合えわせるとこんな感じ・・・
裏側に厚み3ミリも有るアルミ板を貼っていては、今度はマガジンキャッチが押し込めなくなります。
当初予定ではマガジンキャッチの干渉する部分だけをフライスで削る予定でしたが・・・・・
熱と振動で砕け散りました(滝汗)
試行錯誤の上(写真は撮ってないのであしからず)・・・・・・
前面には1ミリ×2ミリの真鍮棒を埋め込み、後ろ側は直径2ミリのステンレス・シャフトピンを挿入。
JBウエルドでガチガチに・・・
そのままではファイアリングピンのストロークが短くなるのでシャフトピンを斜めにカット。
さらにガタを取る為にあらゆる場所に0.4ミリの真鍮版を貼り付け。
底は完全に抜けているのでココも0.4ミリの真鍮版を貼り付け。
コチラが完成したファイアリング・ブロックです。
上のパーツを組み合えわせるとこんな感じ・・・(下段はWAM4と比較)
ちなみにロアレシーバーに挿入するときはプラハンマーで軽く叩き込むぐらいのタイト差に調整済み。
さらに気になる空間が有るのでアルミのL型板からスペーサーを作成し、コチラもJBウエルドでガチガチに・・・
ハンマーもそのままでは先にブロックに干渉するので軽く削ります。
加工後、ハンマーダウン時に垂直になりました。
ファイアリング・ブロックを挿入します。色々と手を入れたので正にガチガチです。
次にチャージングハンドルですがラッチが気に入らないので余っていたVFC純正を加工して交換します。
無事装着できました。
ここでチャンバーとかバッファーとか最低限試射できるパーツを組込み
ドキドキしながら初テストをしたのですが・・・・・・・・・
フルオート病が発生しました・・・・・
セレクターはセミのポジションにもかかわらずフルオートになっちゃうのです。
フルオートシアーを付けていないのに・・・・・・
想定される現象は3ツ
1、ハンマーをコックするまでボルトがフルストロークしていない。
2、ハンマーはフルコックしているがシアーが機能していない。
3、ファイアリングピンロッカーが機能せずガスが出っぱなしになっている。
ここは順番に潰して行くしか方法はありません。
1にかんしてはバッファーの底付き音がしている&リコイルもそこそこあることから
ボルトはフルストロークしていると判断
2は手動では100%シアーは機能しているがよりタイトに引っかかるように調整
及びハンマーがフルコック時にシアーを押し下げるので念の為にシアーと干渉しないようハンマーの裏側を加工。
3は手動ではファイアリングピンロッカーは機能している。
色々と試行錯誤したのですが煮詰まってしまったので「FOX」に現物を持ち込んで相談してみました。
常連さんも交えてあーでもない・こーでもないと盛り上がったのですが・・・・・
ある時常連さんが「30発分ぐらいガスチャージして撃って見たら」と・・・・・
そうです、今までテストだったので5~6発分、時間にして2,3秒しかチャージしなかったのです。
そこでガスを購入し、15秒ほどチャージして撃ってみると・・・
はい、ファイアリングピンロッカーが機能せずガスが出っぱなしになっていました(汗)
ハンマーはコックされてもボルトが戻るとまたブローバックの繰り返しでした。
そこで何度も何度も手動でボルトを引きファイアリングピンロッカーの動きをチェックしました。
手動ではおおよそ10~15回に1回ぐらいの割合でロックが外れない現象が起きてました。
ガスで動作させるとほぼ100&でロックが外れないのでしょう。
原因が解かれば後は対策です。
ボルトの位置を少しだけ下げることにしました。
具体的にはキャリアキーとボルトの間に0.4ミリの真鍮版を挿入してボルトの位置を0.4ミリ下げます。
この調整が見事に当たり、フルオート病は解消されかつ本家VFCとそん色ないブローバックが味わえました!
まだ一つ目の山を越えただけですが言わせてください。
やったぜぇぇぇ
SpecialThanks
GANSHOP FOX & 常連さん
つづく
お知らせ!
激安チャレンジ2号機もVFC化することが決定いたしましたので。
最後のWAM4パーツを出品中です。
プライムのボルトやG&PのP-MAG(BK)とかいろいろです。
見に来てね~
オークションはコチラ
今回はファイアリングピンブロック加工の後編からスタートです。
ちなみに分かりづらいので明記しておきますが裏側に厚み3ミリのアルミの板を貼り付けています。
写真を見てもらえれば解かりますがスプリングの収納スペースまで削ると左右を止めているネジは完全に分断されています。
左右を支えているのは裏側に貼り付けたアルミ板だけです。
ファイアリングピンを乗せてを確認します。
上のパーツを組み合えわせるとこんな感じ・・・
裏側に厚み3ミリも有るアルミ板を貼っていては、今度はマガジンキャッチが押し込めなくなります。
当初予定ではマガジンキャッチの干渉する部分だけをフライスで削る予定でしたが・・・・・
熱と振動で砕け散りました(滝汗)
試行錯誤の上(写真は撮ってないのであしからず)・・・・・・
前面には1ミリ×2ミリの真鍮棒を埋め込み、後ろ側は直径2ミリのステンレス・シャフトピンを挿入。
JBウエルドでガチガチに・・・
そのままではファイアリングピンのストロークが短くなるのでシャフトピンを斜めにカット。
さらにガタを取る為にあらゆる場所に0.4ミリの真鍮版を貼り付け。
底は完全に抜けているのでココも0.4ミリの真鍮版を貼り付け。
コチラが完成したファイアリング・ブロックです。
上のパーツを組み合えわせるとこんな感じ・・・(下段はWAM4と比較)
ちなみにロアレシーバーに挿入するときはプラハンマーで軽く叩き込むぐらいのタイト差に調整済み。
さらに気になる空間が有るのでアルミのL型板からスペーサーを作成し、コチラもJBウエルドでガチガチに・・・
ハンマーもそのままでは先にブロックに干渉するので軽く削ります。
加工後、ハンマーダウン時に垂直になりました。
ファイアリング・ブロックを挿入します。色々と手を入れたので正にガチガチです。
次にチャージングハンドルですがラッチが気に入らないので余っていたVFC純正を加工して交換します。
無事装着できました。
ここでチャンバーとかバッファーとか最低限試射できるパーツを組込み
ドキドキしながら初テストをしたのですが・・・・・・・・・
フルオート病が発生しました・・・・・
セレクターはセミのポジションにもかかわらずフルオートになっちゃうのです。
フルオートシアーを付けていないのに・・・・・・
想定される現象は3ツ
1、ハンマーをコックするまでボルトがフルストロークしていない。
2、ハンマーはフルコックしているがシアーが機能していない。
3、ファイアリングピンロッカーが機能せずガスが出っぱなしになっている。
ここは順番に潰して行くしか方法はありません。
1にかんしてはバッファーの底付き音がしている&リコイルもそこそこあることから
ボルトはフルストロークしていると判断
2は手動では100%シアーは機能しているがよりタイトに引っかかるように調整
及びハンマーがフルコック時にシアーを押し下げるので念の為にシアーと干渉しないようハンマーの裏側を加工。
3は手動ではファイアリングピンロッカーは機能している。
色々と試行錯誤したのですが煮詰まってしまったので「FOX」に現物を持ち込んで相談してみました。
常連さんも交えてあーでもない・こーでもないと盛り上がったのですが・・・・・
ある時常連さんが「30発分ぐらいガスチャージして撃って見たら」と・・・・・
そうです、今までテストだったので5~6発分、時間にして2,3秒しかチャージしなかったのです。
そこでガスを購入し、15秒ほどチャージして撃ってみると・・・
はい、ファイアリングピンロッカーが機能せずガスが出っぱなしになっていました(汗)
ハンマーはコックされてもボルトが戻るとまたブローバックの繰り返しでした。
そこで何度も何度も手動でボルトを引きファイアリングピンロッカーの動きをチェックしました。
手動ではおおよそ10~15回に1回ぐらいの割合でロックが外れない現象が起きてました。
ガスで動作させるとほぼ100&でロックが外れないのでしょう。
原因が解かれば後は対策です。
ボルトの位置を少しだけ下げることにしました。
具体的にはキャリアキーとボルトの間に0.4ミリの真鍮版を挿入してボルトの位置を0.4ミリ下げます。
この調整が見事に当たり、フルオート病は解消されかつ本家VFCとそん色ないブローバックが味わえました!
まだ一つ目の山を越えただけですが言わせてください。
やったぜぇぇぇ
SpecialThanks
GANSHOP FOX & 常連さん
つづく
お知らせ!
激安チャレンジ2号機もVFC化することが決定いたしましたので。
最後のWAM4パーツを出品中です。
プライムのボルトやG&PのP-MAG(BK)とかいろいろです。
見に来てね~
オークションはコチラ
Posted by kyon2_CTU at 00:24│Comments(4)
│BIG DRAGON with VFC
この記事へのコメント
おはようございます。
とても真似の出来ない切った貼ったの加工ですね。はやく完成の姿が見たいです。
とても真似の出来ない切った貼ったの加工ですね。はやく完成の姿が見たいです。
Posted by ボブ at 2015年07月18日 07:36
こりゃ一筋縄どころか常人には百筋縄ではいかないですねw
WAM4フレーム用VFCコンバージョンファイアリングピンブロックを作ったら売れるんじゃないですか?ww
WAM4フレーム用VFCコンバージョンファイアリングピンブロックを作ったら売れるんじゃないですか?ww
Posted by あじゃ at 2015年07月18日 20:37
ボブさん こんばんわ!
>切った貼ったの加工
さらにそこそこの強度も持たせないといけないので激ムズです。
>完成の姿が
まだ険しい山が残っているのでしばらくお待ちを!
>切った貼ったの加工
さらにそこそこの強度も持たせないといけないので激ムズです。
>完成の姿が
まだ険しい山が残っているのでしばらくお待ちを!
Posted by kyon2CTU at 2015年07月19日 00:42
あじゃさん こんばんわ!
>一筋縄どころか常人には百筋縄
あじゃさんなら0.5縄ぐらいっすよ~
>コンバージョンファイアリングピンブロックを作ったら売れるんじゃ
んーん、作るの大変(泣)
今、もう1個作ってる所ですが、手法が確立しているにもかかわらず、難航してます(笑)
本気で量産するなら型取りしてロストワックスですかねぇ~
>一筋縄どころか常人には百筋縄
あじゃさんなら0.5縄ぐらいっすよ~
>コンバージョンファイアリングピンブロックを作ったら売れるんじゃ
んーん、作るの大変(泣)
今、もう1個作ってる所ですが、手法が確立しているにもかかわらず、難航してます(笑)
本気で量産するなら型取りしてロストワックスですかねぇ~
Posted by kyon2CTU at 2015年07月19日 00:49